Donkey Car を手動運転する際、Web UIかジョイスティックのどちらかが選択できます。ただしこのWeb UIを使っている人はあまりいません。運転操作が難しいためです。
そこでジョイスティックを使用することになります。標準でサポートされているジョイスティックの種類は myconfig.py の CONTROLLER_TYPE のコメントにも書かれていますが、PS3/PS4コントローラ、XBoxコントローラ、Nimbus(AppleTVなど)コントローラ、WiiUコントローラ、Logicool F710コントローラなどがあります。
RC3ChanJoystick というクラスも存在するのですが、これがどのジョイスティックなのかがわかりませんでした..
Raspberry PiにはBluetoothが搭載されているので、これを使ってPS3/PS4コントローラを..と考える方が多いと思いますが、Raspberry Pi Stretchでbluetoothを有効にするとデーモンがPermissionエラーをだしていたり、OSが不安定になってしまってイメージの再作成になったりと、なかなかうまく行かないことが多く、私は使用している人をみたことがありません。
国内のDonkey Carの多くはLogicool F710 ワイヤレスジョイスティックを使用しています。ドングルをUSBポートに刺してしまえばあとはCONTROLL_TYPE値をf710にすれば操作するのでとても簡単です。
ただMaker Fairなどの大きな走行会でDonkey Carを動かそうとすると、F710が混戦して運転操作ができなくなるという問題が発生しました。
そこで、自分はマイナーなジョイスティックである ELECOM製 JC-U3912T というマイナーなゲームパッドを使用しました。
独自のゲームパッドを使用する場合はコントローラパーツクラスを自作しなくてはなりませんが、先程紹介したdonkey createjsコマンドを使うとこのクラスを対話形式で作成することができます。